おらほのおのまち(東松島市小野)

東北、宮城県、東松島市の小野について情報発信しています。

小野本郷とは?

小野の歴史がわかる、道しるべが複数あります。この地域は、明治初期まで、深谷の”小野本郷”と呼ばれていました。本郷という地名は全国各地ありますが、平安時代以降に、早くから人が集まり政治的・経済的・流通的なセンター機能 を持った場所に付いた地名だそうです。

今のような道路や橋がなかった時代、本町周辺は、鳴瀬川渡し船の舟渡町(ふなどまち)として栄えていたことを本郷という名からも想像が付きます。

本町の今宮商店さんから左に曲がり土手に向かう階段の左にあります

芭蕉が通ったと言われる7年前の天和3年(1683年)の小野絵巻にも、小野まちの様子が書かれているそうです。芭蕉は、舟渡町のある本町から田町に曲がり、功岳寺の方に向かったようです。

小野は石巻に行く石巻街道と、気仙沼に行く気仙道の分岐点だった

小野まちの名前の沿革

地図に見るまちの沿革

小野村の当時の領域(現在の地図にマーキング)

鳴瀬町の当時の領域(現在の地図にマーキング)

武家時代の小野まち (作成中)

江戸時代は、当地も戦国武将が台頭した時代でした。この小さな地域にお城が3つありました。特別な地域であったのでしょうか。。